やさしいこのひとときを

10年ぶりリターンライダーです。大型二輪教習の記録もあるよ。

卒業検定

いよいよ卒業検定の日です。

 

14:10からなので、少し早めに出て、教習所の食堂でお昼を済ませようと思ったら、なんと食堂お休み...。

仕方ないので、まだ時間に余裕があるのでまたバイクで出直し。

教習所の近所にこれといって食事できるところ(というか食べたいもの)がなく、店探しの旅になってしまいました。。

うーん、幸先が悪い(;^ω^)

 

少し移動になってしまいましたが適当にお昼を済ませて、教習所に戻った時間でもまだ1時間ほど余裕がありました。

この余裕時間が余計に緊張を増幅させてしまったんですけどね( ꒪⌓꒪)

 

だんだん眠くなってきて意識が遠のき始めた頃に、今日の卒検の人が呼ばれました。

今日は全部で10名。普通二輪の人も混じっています。

 

早速、検定用のゼッケンをもらいます。

順番は2番目でした。

 

検定の注意点や、失格となるルールなどの説明を聞き、開始時間になったら、1,2,6,7番の人が発着場所に向かいます。

今日のコースはその2コースでした。教習後半でその2コースを多めに走っておいて良かった...。

 

1番手の人が開始し、緊張がますます上がってきます。心臓の音聞こえましたねマジで。

その間、なるべくストレッチなどして心身をほぐしました。(ほぐれなかったけど)

 

1番目の人が無事走り終えて発着所に戻ってきました。

いよいよ自分の番です。

 

まずは慣らし運転で外周1周して、戻ってから正式に判定開始で、戻ったあとはバイク降りずにそのまま検定スタートになるとのこと。

えっ?てことは、バイクを起こして→スタンドを払い→後ろを確認して→またがり→ミラーを調整して→エンジンをオン、というところは判定されないのかな?

まあでも一応、手順通りにきちんと乗車しておきました。

 

いつも教習の時は、バイクごとにアクセルやクラッチ、リアブレーキの効き、シフトの入り方、などのクセが違うので、毎回教習のたびに慣れるまで時間を要したのですが、今日は事前練習なくいきなり本番なので、慣らし運転でバイクのクセに慣れるしかありません。

 

慣らし運転終わって、発着所に戻ったらすぐ「2番の人スタートしてください」といつアナウンスが入りました。

 

ついに始まってしまいました。もう後戻りはできません。

 

ド緊張のなか、右ウインカーを出し、安全確認して外周に出ます。

障害物避け、良し。

S字、良し...?いや、バイクのクセを掴み切れてないせいか、はたまた体が硬直しているのか、ちょっとフラつく気が...。

 

そして次のクランク、えっ、ちょっ、曲がれな、フラつく!

めちゃフラつきながらパイロ接触ギリギリでなんとかクリア。。うおー、ヤバかった!!心臓バクバク!

というかパイロンの土台の部分踏んでたような(;^ω^)

 

早速ヤバイ流れです...。

 

次は、もっとも失格の可能性の高い一本橋です。

もはやヤケクソです。

とにかく落ちない作戦で、慎重かつ一気に渡ります!

やった!渡りきった!

卒検では時間表示がされないので、何秒で渡ったのかわかりません。感覚的には、7秒ぐらいでしょうかww

落ちたら終わりなので、減点覚悟で行きました。これで15点減点ぐらいだろうか。まだあと15点はあると思う。なんとかなるかもしれないぞ。

 

次、波状路。脱輪、エンスト、足つきなく順調。いつもより早い気もするけど、いつもは6秒出てるので、それより遅くてもたぶん5秒はクリアしてると思う。

 

踏切、良し。安全確認を大袈裟に。

 

急制動、良し。40km/hラインでしっかり40km/h出てること確認。止まる位置ははみ出ずスムーズに止まれた。

 

スラローム。絶好調の時は頭の位置をパイロンの真上まっすぐに進む感じで体とマシンだけ左右に振れたけど、今日はちょっとブレたかな。ちょっと遅かったような。7秒以内行けたかわからないけど、7秒台では行けたはず。ここで5点減点か?

 

坂道発進。後退せずOK。

 

課題を全て終え、発着所に帰還。

下車するまで採点されます。

 

エンジンを切り、降りて、サイドスタンドを出して、ハンドルを左に切って、検定終了。

なんとか完走できました。

 

あとは、他の人が全て終わるまで、結果発表待ちです。

 

1時間近くもソワソワしながら待ちました。

いろんなことを考えました。

 

ある教習所では70点を下回った時点で検定中止になるとか聞いていたので、完走したということは合格かな?とか。

もし受かったら、もうこの教習所には来ないのか。もっと練習したかったな、寂しいな、とか。

コースを走って苦戦してる(検定とは別の)教習中の人達を見ながら、アレ、難しいよね、僕も練習したい、とか。

NC750は正直乗りにくかったな、大型乗るならもっとスムーズで乗りやすいのがいいな、とか。

 

まあ、総じて、不安と寂しさが多かったような。そんな感情のまま、長い長い1時間を待ちました。

他の人も誰も喋らず、緊張の面持ちでしたね。

 

時間が近付いて、何か呼び出しのアナウンスが入りました。何故か、検定受けた人の2名が受付に来るよう呼び出されてます。

 

このとき、ピーンと来ました。

 

落ちた人だ。。次の検定の予約を入れろということだ。。

ということは、自分は受かったんだな。

と、勝手な直感をw

 

まもなく係員が来て、ここにいる方(受検者10名のうち先程呼ばれた2名を除いた8名)全員合格ですので、今から手続きの説明しますねと。

 

ついに、正式に合格のお言葉をいただきました!

 

結局、この教習所では点数や判定の理由などは教えてくれませんでしたので、自分が何点かはわかりませんでした。

まあ、合格ということは70点も100点も同じということですかね。

最後に、良くなかったところを教えて欲しかったですけどね。

 

ということで、お世話になった指導員の方への挨拶の時間もなく、受かったのに何となく寂しく教習所を後にしました。

 

正式には、免許センターで免許更新してからが本当の大型二輪ライダーの仲間入りになるわけですが、およそ2週間の短い間とは言え、確実に上達したと思います。奢らずとも胸を張って、普通二輪ライダーのお手本になればいいなと思います。

 

もしかしたら(経済的に)大型バイクは買えないかもしれませんが、せっかく排気量の制限がなくなりどんなバイクでも乗れるようになったのですから、当面は、試乗したりレンタルしたりして楽しみたいと思います。その時はまたレポートします!

 

f:id:CorgiRunDev:20200202203106j:image