初めてのビワイチ&ソロキャンツー !
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※今回、超長文です。記事を読むのがめんどくさい〜!!という方は、動画も上げていますので是非そちらご覧ください!
■関連動画
【ビワイチ前編】Vストで琵琶湖一周ソロキャンプツーリング【Vストローム1050XT】
【キャンプ編】Vストで琵琶湖一周ソロキャンプツーリング【Vストローム1050XT】
【ビワイチ後編】Vストで琵琶湖一周ソロキャンプツーリング【Vストローム1050XT】
【キャンプ持ち物】初ソロキャンプツーリングで持っていった持ち物紹介】
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皆さんこんにちは。大型バイクを買っておよそ半月。最高ですね、大型。
さて、以前から、いつか大型バイクで琵琶湖を一周したいと考えていましたが、ついに実現する時が来ました。
そう、「ビワイチ」です。
しかも、ソロキャンプにも興味を持ち始め、ファミリーでは一度のみ、ソロでは未経験という有様で、ビワイチデビューのついでにソロキャンプデビューもしてみるかと。
そうと決まったら早速行動ですw
ソロキャンで揃えたもの一式については省略。機会があれば(というか書く気になったら)上げますw
キャンプ場はマキノ高原キャンプ場に決めました。
初心者でも安心の高規格キャンプ場のようです。
計画としては、1日目(10/2)に名古屋から新名神を走り琵琶湖南端へ行き、そこからビワイチスタートで反時計回りに北端あたりに位置するキャンプ場へ。
2日目(10/3)はキャンプ場を出て湖西を反時計回りに大津方面へ行こうと考えました。
名古屋からだと琵琶湖の東に位置する米原からスタートすると近いのですが、キャンプ場の位置関係から、どっち周りにするか悩ましいのです。
なので今回は南端からのスタートとし、1日目と2日目が半々になるようにしました。
ビワイチで欠かせない"悩み"が、時計回りか反時計回りのどちらで走るかです。スタンダードなのは湖に近い反時計回りのようです。とりあえず初めてなので反時計回りを選択しました。
ちなみに時計回りでしか通れない道(奥琵琶湖パークウェイ)もあるようでしたが、次回の楽しみに取っておきたいと思います。
<1日目>
まずは1日目ですが、朝6:30に出発し、とりあえずガソリン満タンにしました(空っぽだったのでw)。
荷物は全て、タナックスのキャンピングシートバッグ2に詰め込んで。バッグの許容できる重量が14kgとのことでしたが、測ったら20kg超えてました(;´∀`) ただでさえ重量級のVストローム1050XTですが、キャンプ道具一式積載でおそらく270kgぐらいになってます。乗車時にサイドスタンドから起こすのですら大変です。これは絶対にコケられませんww
早朝の冷たい空気の中、夏用メッシュジャケットの上にウインドブレーカーを着て、新名神を一気に走りました。いったん草津SAで休憩。新名神は至って順調でした。
その後、瀬田東ICで降り、琵琶湖南端に向かいます。そこから、ビワイチのスタートです!
南端付近は渋滞していましたが、湖が見え始めたあたりから空き始め、湖岸を走る道路は徐々に流れ始めます。
琵琶湖の第一印象。デカい!!!ww
思ったよりもほとんどの場所で防風林(?)のような林に遮られたのはガッカリでしたが、それでも圧巻の大きさは感じ取れました。まるで湾を見ているかのようw
ビワイチ最初の休憩ポイントは、道の駅 近江母の郷です。
...って、えっ、この時点ですでに1日目のビワイチ半周の3/4は走っちゃってますねww 距離も時間も忘れるほど楽しく快適な道路だったということかw
道の駅の道路挟んで向かいには、湖に出られるところがありました。
うーん、デカいww
向こう岸が見えませんw うっすらと山々が見える程度でしょうかw
晴れた青空で見る穏やかな琵琶湖はとても綺麗ですね〜
さて、ここから少し行ったところでガソリンを足しておき、湖岸からいったん離れて街の方にキャンプ飯の買い出しに行きます。
ビワイチ目的から、気持ちをキャンプに切り替えます。
比較的大きめのスーパーで、がっつりステーキ肉を買いました!贅沢に近江牛でも、と思ったのですがちょうど良いサイズがなくて断念、別の国産牛(交雑種)のステーキ肉にしました。
あと朝食用に、滋賀のソウルフード(?)、サラダパンも買いました!w
サラダパンとは、コッペパンのようなパンの中に、たくわんとマヨネーズ(?)が挟んである珍しいパンですw
ステーキとサラダパンの写真は後ほど。
ついでに近くの店で昼食を済ませてキャンプ場に向かいます。
キャンプ場への道中で、薪の無人販売所があると聞いたのですが、見つけられませんでした... 残念。
少々高いですが、薪は現地調達することにします。
マキノ高原キャンプ場に到着です。このとき13:00ごろ。あっという間に到着した感じがしましたが、自宅を出て既に6時間半が経過していたのですね。。
大型バイクの距離感恐ろしいww
受付でチェックインを済ませ、薪を入手して、予約していたサイトにバイクごと乗り入れます。
かなり大きなオートキャンプ場です。どうやらスキー場のゲレンデをキャンプ場にしているらしいです。
初大型で芝生の上を恐る恐る走ります。傾斜があるため方向によってはコケたらバイクを起こせる気がしませんw
場所を決めたら早速テント設営です。
荷解きが大変(;´∀`)
ちなみに、キャンピングシートバッグ2は75Lに拡張してます(拡張しないと入りきりませんでしたw)
テントは、オガワとデイトナがダブルネームで出しているステイシーST-2にしました。バイクへの積載性とテントの居住性と前室の広さで、完璧なテントと思います!
テントを張る前にグランドシートがわりのブルーシート(というか緑色なのでグリーンシートw およそ500円w)を敷きます。その上にテント設営します。
このテント、はじめての設営でも、初見で30分はかからない程度のとても簡単な組み立てでした。(ちなみに風がほとんどなかったので張り網は張ってません。本体のペグダウンのみ。)
設営が終わったらグッタリ疲れたので、温泉に行きたかったのですが、先に薪を割っておきます。
焚き火用の薪なので適当に割ります。
モーラナイフHeavyDutyで一生懸命バトニング(これも生まれて初めてw)
(まあ、中に蟻が巣を作ってて萎えたんですけどね...ゴニョゴニョ)
焚き火台は笑'sのB-GOなので、薪が大きすぎるので半分に割りたいですが、ノコギリを持っておらず、とても苦労しましたw
ある程度薪を割り終わったら、お風呂。汗だくで気持ち悪いのと疲れているのとで早く入りたい気持ちでいっぱいです。
歩いて5分ほどのところに併設の温泉施設があります。内風呂と露天風呂で疲れを癒します。
休憩室で炭酸ジュースでプシュッと一服。快適な部屋でこのまま居座ってしまいそうw
外に出たら気温もいい感じで下がっており涼しくなっていました。テントに戻ります。
さあ、食事にしましょう。
食材は買ってきたステーキとオイル"シャア"ディン(缶詰)wと、家から持ってきたラーメン(の予定)です。
ステーキ肉ウマホー♡
プリムスのガスバーナーで肉を塩コショウだけでいただきました!めちゃくちゃ美味い!!
ちなみに、肉を切るのに使ったまな板は牛乳パックを乾かしてカットしたものですww
...ふぅ。なんか、肉だけでお腹いっぱいになっちゃいましたw ラーメンと缶詰に辿り着けず、別で買ってたデザートを食べて今晩の食事は終了としました。ラーメンと缶詰は持ち帰りましょう(;´∀`)
肉はフライパンで焼いたし、ラーメンは作らなかったので、せっかく買ったクッカーセットは今回は使わずじまい... 明日の朝にコーヒーのお湯沸かすのに使おうかなw
食事の後、洗い物やら歯磨きやら済ませたところで良い感じに日が落ちてきました。
昨日は中秋の名月の日だったのかな?今日もほぼ満月でお月様がとても綺麗に見えています。
そしていよいよメインイベント(?)の焚き火タイムです!
焚き火台は、ゆるきゃんで有名な笑'sのB-GOです(ゆるきゃんでは半分サイズのB-6君ですね)。この商品、「A-5君」と「B-6君」は売れ筋のようですが、B-6君では焚き火には小さすぎるかなと思い、ソロキャンにちょうど良さそうなB5サイズのB-GOにしました。折りたたむとめちゃくちゃコンパクトです。
ところで、なぜB5版だけ「B-5君」ではなく「B-GO」なんでしょう?
焚き火マットを敷き、焚き火台を組み立て、チャッカマンと着火剤と火バサミと軍手とうちわと水を用意し、オトナの火遊びの開始です!w
ちなみにうちわは、バイクへの積載性も考えて扇子にしました!センスいいでしょ?ww
うーん、火遊び、楽しいぞ!!ww
風がちょうど良い感じで吹いていたので、うちわが不要なくらいでした。
ゆったりと揺らめく火を眺めながら過ごすイメージでしたが、意外と火の回りが早く、次々と薪を投入しないと火が消えてしまうので、なんか忙しい焚き火遊びになってしまいました(;´∀`)
焚き火をひとしきり楽しんだところでだんだん眠気が来たので、火が完全に消えて全て灰になったのと焚き火台が冷えたのを確認して、灰捨て場に捨てに行き、道具などを丁寧に片付けます。
テントの前室が広いので、椅子やら何やらを前室にしまい込み、スマホやらGoPro(YouTube撮影用)の充電をしつつ、テント内生活を楽しむまもなくシュラフ内で撃沈しました。
おやすみなさい。
.....が、慣れないマットとシュラフで、なおかつ若干地面が傾斜してて、なかなか寝付けず、夜中に何度も目が覚めましたwww
<2日目>
朝6時前ごろからでしょうか、周りの他のテントから活動の気配を感じつつ起床です。
おはようございます。
あまり眠れず、腰や背中がだいぶ痛いですが、とりあえず頭はそれほど重くなかったです。空気が程良く涼しくシャキッとする気温でした。
とりあえずトイレと洗顔を済ませ早速朝食です。朝食は、先に紹介したサラダパンとコーヒーですw
バーナーでコーヒーのお湯を沸かしますが、このバーナー、すごいです。一瞬でお湯が沸きましたw
コーヒーはドリップ式。パッケージの北海道はなんの関係もありませんww
サラダパンは意外な美味しさでした。コッペパンとマヨネーズあえのたくあんがこんなにもマッチするとは!
朝食を済ませたあと、ふとあることに気が付きました。
テントとバイクに朝露がビッショリと...。ものすごい水玉です。しまったー!拭くもの忘れた!仕方ないので余ったキッチンペーパーを全て使い切りフライシートの朝露を落とします。あとは洗顔用のタオルも使って可能な限り吹きました。が、取りきれませんでした。多少残っていますが、乾かす時間もないので、このまま撤収開始とします。
撤収は設営よりも苦労しました。芝生のため、とにかくいろんなものに湿った芝生がつきまくります。
テントを畳むのにいったん中の荷物を全て出す必要があります。バッグに詰めても良いのですが、先に重いものであるテントからバッグに入れたいので、その他の荷物をいったん出したいのですが、芝生に直置きするとくっついた芝生の処理が大変になります。
なんとか苦労しながら、乾かしきれなかったテントを畳み、すべての荷物をバッグに詰め込み、バイクに積載して撤収完了!
ゴミは、チェックイン時にもらったゴミ袋(というかゴミ処理料500円支払ったんですけどね)に入れて指定のゴミ置き場に捨てていきます。
チェックアウトも特になく、受付で挨拶だけ済ませて帰ります。
ありがとうマキノ高原。
さあ、ここからビワイチ後半戦のスタートです。このとき既に10:00。
まずは、キャンプ場を出てすぐ目と鼻の先にあるメタセコイア並木道を通過します。有名な観光スポットで、道路の両脇に綺麗な並木が列をなしていました。まるで北海道のようです(イメージw)。
その後、湖をところどころに見ながら走り、白髭神社を見に行きました。湖に浮かぶ鳥居が有名なようです。僅かながらの賽銭で参拝もしておきました。
次に向かったのは、びわ湖バレイという、ロープウェイがあるところ。山頂から琵琶湖を一望でき、人気のお洒落なカフェもあるようです。
あまり下調べもせずに駐車料金500円を払って駐車しましたが、その後、ロープウェイの乗車料金にびっくり仰天します。えっ、さ、3000円...
あいにく、天気も曇りがちで琵琶湖が霞んで見え、山を見上げるとロープウェイも雲の中に消えていました。
うーん、この展望状態で3000円はツライなぁ...。悩んだ挙句、ロープウェイには乗らず、売店でお土産だけ買って早々に引き返しました(;´∀`)
この時点で、琵琶湖の西側半周の2/3ぐらいでしょうか。残り1/3です。
そろそろお昼タイム。調べてみると、もう少しいったところに、ライダーに人気のホットドッグで有名なカフェ「ワニベース」があるとのことで行ってみることにしました。
とてもユニークな人形が目印ですw 店内はとてもお洒落なアメリカンな雰囲気の店です。
近江牛ホットドッグとコーラのセットをチョイス。なかなかボリュームもあり、めちゃくちゃ美味しかったです!超激旨!ここはまたリピートしたいです。
帰りにマスターが、バイクでの走り出しを撮影してFacebookに載せたいとの申し出を。喜んで快諾しました。もしワニベースさんのFacebookに掲載されたら、僕の(ヨタヨタした)勇姿?をご覧くださいw
さあいよいよビワイチも終盤です。最後に、道の駅 びわ湖大橋米プラザに寄る予定だったのですが、Googleマップで調べてみると、そこまでのルートがかなり渋滞しているとのこと。
既に疲労が出てきていたので、足つきの悪いブイストで渋滞は勘弁です。
かなり迷いましたが、今回は諦めて帰路に向かうことにしました。
R161を快走し、一気に京都東ICへ。そこから高速に乗り、ビワイチ終了です。
本当は最後までギリギリ湖岸を走りたかったですけどね。まあ、またの機会にしましょう。
帰りは大津SAでいったん休憩しましたが、疲労のピークに達しており、なんと買ったソフトクリームを落とす始末ww カップに入っており幸いにもソフトが地面側についてなかったのでそのまま食べましたがw
あまりの疲れに、大津を出たあともすぐ30分後ぐらいに鈴鹿SAでも休憩しました(;´∀`) かなり休憩したので少し回復し、その後残り数十kmは名古屋の自宅まで一気に帰りました。
ということで、事故も病気もなく、立ちゴケもなくw 無事に帰宅できました。
総距離にして420km。2日間なのでそこまでロングではないですが、なかなか充実したソロキャンツーでした!
今回初めてのソロキャンツーでしたが、持ち物などいろいろと工夫すべき点がわかったので、次回以降はいろいろ改善して臨みたいと思います!